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慶事の知識Q&A

慶事の知識Q&A

お七夜

生後7日目に赤ちゃんの命名式を兼ねたお披露目をする「お七夜」。
健康と幸せを祈願するこの祝事は、赤ちゃんにとっては初めてのお祝い。
正式には赤ちゃんの名前を書いた命名書を三方にのせて神棚にお供えし、名付け親を主賓に、親しい方々を招いて命名披露の祝宴を開きます

Q.1 / 入院などで7日目を過ぎてしまった

習わしとしては7日目にお祝いすることになっていますが、あまり日にちにこだわらなくて良いでしょう。母子の健康を十分に考えて、記念としてやってみてはいかがでしょう

Q.2 / 命名書を貼る神棚や床の間がない場合は?

そのような時は、ベビーベッドや壁など、目立つ所に「命名書」を貼ると良いでしょう。

Q.3 / 名付け親は、特にお願いしなかったのですが、 家族だけでお祝いしても良いの?

最近は両親が命名することも珍しくありません。形式にこだわらずに退院祝いをかねて両親など、家族を中心にささやかにお祝いするのが現代風でしょう

Q.4 / 命名書の書き方に決まりはある?

奉書紙を横半分に折り、三つ折にして…と正式なものもありますが、略式では、半紙の中央に縦書きで「命名○○○」と名前を書いて、左に生年月日を書きます。市販されている命名紙もありますので、それを利用されている方も多いようです。

お宮参り

赤ちゃんが生まれて初めて神社へ詣でる「お宮参り」。
神様のご加護のもとに無事誕生した事を感謝し、これからの健やかな成長をその土地の氏神様に祈願します。地方によってマチマチですが、生後一か月が一般的です。

Q.1 / 誰と一緒にお宮参りをするの?やり方はあるの?

両親をはじめ、祖父母と一緒にお参りをし、母方の実家から贈られた祝い着をかけた赤ちゃんを、父方の祖母が抱く風習があります。地方によって違いもありますし、家庭環境も様々です。現代では簡略化されてきていますので、そんなにしきたりにこだわる事も無いでしょう。

Q.2 / 31日目は平日なので、皆の都合が合いません。 31日目じゃなくても大丈夫?

現在は生後30日前後に近い休日で、大安、晴天が重なった日にすることが多いようです。苦からお祝い事は延ばしても良いとされていますので、日取りにこだわることなく赤ちゃんの体調を考え、天気の良い日を選んでも構わないでしょう

Q.3 / お宮参りの時の服装は?のし目じゃないとダメ?

これといった決まりはありませんが、-般的には下記の表をご参考ください。
白いレースのロングドレスやベビー服にケープなど、洋装も人気のようです。
【男の子】のし目・ケープ・ベビードレスなど
【女の子】友禅・ケープ・ベビードレスなど
【母親・祖母】略礼服など
【父親・祖父】ダークスーツなど

Q.4 / 神社で祈祷をしてもらったらお金は払うの?準備するものは?

当日は神前で手をあわすだけでも良いのですが、あらかじめ社務所に申し込んでおけば、祈祷を受けられます。お礼は、祝儀袋に入れて、表書きには「御玉串料」か「御初穂料」と赤ちゃんの名前を書き添えます。事前に、問い合わせておくと良いでしょう。

Q.5 / 本来は出産の 「内祝い」って何なの?

もともとは「喜びの報告」という意味で、ベビーの誕生を知らせたい方を宴席に招待し、一緒にお祝いしてもらうもの、つまり赤ちゃんの誕生を知らせることでした。しかし今では、出産祝いをくれた方へ、お礼の品を贈ることを「内祝い」と言います。

Q.6 / お宮参りまでに「内祝い」を贈るの? 持参するのが正しいの?

お宮参りの帰路に、出産のあいさつ回りをして、内祝いを持参する風習が今も残っている地方もあります。けれど生後1ケ月の頃は、育児にとても神経を使うときでもあり、母子の体調を考え、無理をしてお宮参りに合わせる必要はありません。現在は、お宮参りの後から1~2週間の間に配送するのが主流になっています

初節句

赤ちゃんの健やかな成長と厄除けを願う「初節句」。
女の子は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句に、祖父母や親しい方をお招きして祝宴を囲んで盛大にお祝いしましょう。桃の節句では「ひな人形」を、端午の節句では外に「鯉のぼり」、室内には「兜」などを飾ります

Q.1 / 次男や三男、次女や三女でも 同じように人形を揃えたほうが良いの?

最近はアパートや団地など住宅状況も様々なので、実情にあったものを揃える方が多いようです。鯉のぼりの小鯉を増やしたり、女の子の場合は市松人形でも良いでしょう。
いずれにしても盛大にお祝いして、子供の成長を願ってあげましょう。

Q.2 / 祝い膳に必要なものはある?おもてなしの仕方は?

お祝いを頂いた方に初節句のおもてなしをするのが、お祝いに対するお礼となります。桃の節句には、ちらし寿司や蛤のお吸い物、菱餅や雛あられ、白酒を、端午の節句には、柏餅やちまきなどを添えます

Q.3 / 生後1ヶ月でも、初節句のお祝いをするの?

12月までに誕生したら翌年の3月、5月に、1月以降はその翌年に初節句のお祝いをすることが多いようです。生後間もなければ、無理をせずに翌年まで待っても良いでしょう

Q.4 / 人形はいつ頃用意して、いつ片付ければいいの?

飾り付けは男女共に1~2週間前にすませるのが一般的。節句が過ぎたら、ひな飾りはすぐに片づけ、5月人形は一週間以内に片づけます

お食い初め

「一生食べ物に困らないように」との願いを込めた慶事。箸ぞろえ、箸祝いともいい、一般的に生後100日目もしくは120日日に、祝い膳を赤ちゃんの口につけて食事の真似事をさせます。ちょうど離乳期にあたることから、離乳食(おかゆやベビーフード)で代用する方も増えています。

Q.1 / 祝い膳の内容は決まっているの?何を準備すれば良い?

基本的には、一汁三莱に困らないで食べていけるように、「赤飯又は白飯・汁物・煮物・尾頭付きの焼き魚・香の物」を準備します。また歯固めの意味を込めた「石」やしわを長寿にみたてた「梅干」、喜ぶの意味で「昆布」を用意する地方もあります

初誕生

満1歳の誕生日をお祝いする「初誕生」。「力餅」や「立ち餅」などと呼ばれる大きな一升餅を、風呂敷に包んで赤ちゃんに背負わせたり、足で踏ませたりして、健康で丈夫な子供に育ちますようにとの願いを込めた慶事です。祖父母と一緒に、祝い膳を囲んでお祝いしてあげましょう

Q.1 / お餅を背負わせるほかに、 物を選ばせる風習も聞いたことがあるのですが・・・。

地域によって様々ですが、「えらびとり」といって、筆記用具やそろばん、はさみなどをならべて、赤ちゃんが何をつかむかで、将来を占う習わしもあります。

初正月

元旦に年を重ねる「数え年」年齢だった日本では、初めて迎えるお正月を特別にお祝いしていました。邪気をはらって健やかな成長を祈るという願いを込めて、厄除けや縁起物を送る習慣が残っています。男児には破魔弓や破魔矢、女児には羽子板や手毬となります。

Q.1 / 破魔矢や羽子板だけでなく、 赤ちゃんのセレモニーとして何か良いアイデアはある?

離乳食を始めた赤ちゃんであれば、赤ちゃん用のおせち料理を特別に作っても楽しいかもしれませんね。