会社概要

私達の山億グル－プは「法事業」を本業とする企業であります。
もちろん企業であるからには、収益は大切な事業目的であります。そしてその収益が社員をはじめ関係する総ての人々の生活を支えている訳であります。
しかしその収益は社会（お客様）への奉仕の対価であることを決して忘れてはなりません。
社会への奉仕の無い、社会にとって不必要な企業（自己中心的な）は、一時的には繁栄出来ても、長期的に見てみると消滅していくのが自然の掟（天地自然の理）なのであります。
私達の社会における使命は、「法事」という仏教慣習を守り育てることにより、「日本人としての大切な心（文化）」を未来に継承していくことにあります。
その「日本人の心（文化）」とは、私達が子供の頃父母から教わった、人としての当然の基本道徳、人としての「正しいあり方」のことなのであります。
「嘘をついてはならない」「ひとのものを取ってはならない」「かわいそうな人がいたら助けなさい」「目上の人はたてなさい」「親孝行は大切です」「先祖は敬いなさい」など、人としてのあるべき姿を自然に当り前の如く教わって参りました。
この日本人の道徳思想は、中国の儒教思想（孔孟思想）をその根幹としております。先祖供養を目的とした「法事」という行事が、懐かしい家族、親戚、知人、友人とのふれあい（コミュニケ－ション）の場を作り出し、都会で荒んだ心を癒し、本来もっていた人としての正しい心（日本人の心）取り戻す絶好の機会となる訳であります。
「法事業」という事業は、私達日本人にとって実に意義深い社会に役立つ事業なのであります。
私達は、この社会貢献の意味を十分理解して、決して「自己中心的物売り発想」を持つことなく、この私達の仕事に誇りをもって事業の発展に励むべきであると考えます。
またこのように社会に役立つ事業を志す私達は、当然日々の生活においても人としての「正しいあり方」を学ぶ努力を惜しんではならないと思います。
私は、「仁は人の心なり、義は人の路なり」という「孟子」の道徳思想こそが人としての正しい考え方であると信じております。
そしてそれはまさに私達の事業の精神に相通ずるものなのであります。私達は事業として「日本人の心」を守り育て、同時に私達自身「人のあり方」を学び、家庭において社会において、また会社においても人間性の向上に努めるべきであると思います。

グル－プ代表　菅村　億太郎